ヘルペスをご存じですか?もしかして口唇ヘルペスと呼ばれる、唇の周りに水ぶくれのようにヘルペスにかかった方を見たことがあるかもしれません。マスクをしていたので風邪かと聞いたら「疲れるとヘルペスになるのよ」と答えた友人がいました。


実は、ヘルペスは大人だけでなく、子どもや赤ちゃんもかかることがあります。アトピー性皮膚炎のある方は、皮膚のバリア機能が低下しているので、ヘルペスに感染しやすく、感染すると顔や体全体に水泡ができることがあるので早めに治療が必要となります。


このヘルペスを引き起こすウイルスは、帯状疱疹ウイルス同様、一度感染すると体の知覚神経節に潜伏し、免疫力が低下してくると発症してくるためあなどれません。もし、自分自身や赤ちゃんが口の周りや口腔内にできたとしたら、きっと慌ててしまうでしょう。


そうならないために、赤ちゃんに感染したときに、どのように対処すればよいのか、予防策なども併せてお伝えしていきますね。

赤ちゃんがヘルペスにかかると重症化?その症状とは

赤ちゃんのヘルペス

ヘルペスにも種類がありますが、乳幼児でもっとも多い症状がヘルペス性歯肉口内炎です。どういう症状かというと、高熱がでた後、口内や口の周りに水泡のようなものが出来たり、口内が赤く腫れて出血することもあります。かなり痛いようなので、まずミルクを飲むのを嫌がりますね。


そのため、脱水症状にかかりやすく、重症になった場合は入院して点滴治療を行います。だいたい14日ぐらいで水疱が乾いてかさぶたになりますので、そのかさぶたがポロッと剥がれたらもう大丈夫です。


ヘルペス性歯肉口内炎は、はじめて感染した赤ちゃんによく見られる症状で、治療には抗ウイルス薬、軟膏やクリームなどの外用薬が使われます。ですが、重症化する前に病院に行くことが大切です。

新生児ヘルペスの種類

新生児ヘルペスは次の3つに分けられます。


1.表在型(皮膚型)・・・全身に湿疹や水ぶくれができるが、比較的軽い症状で済むケースが多い
2.中枢神経型・・・脳や肝臓などに後遺症が残る
3.全身型・・・多臓器不全により死に至ることがある


新生児ヘルペスは母子感染、患部への接触やくしゃみ、咳などから移ることもありますので、むやみに赤ちゃんにキスしたり、同じタオルを使うのはNGですよ。


新生児ヘルペスは生後翌日から1週間で発症することが多く、ミルクを飲む力が弱くなったり、元気がなくなった様子が現れます。万が一ヘルペスが脳炎を起こすと重い脳炎になります。治療をせずに放置すると高い確率で死に至る病気なのでミルクを嫌がる、口の中が赤い、急な発熱、呼吸音がおかしい、などの症状が見られたらすぐに病院へ連れていって下さい。

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ヘルペスの治療と予防

赤ちゃんのヘルペスの感染予防

もしも、赤ちゃんにヘルペスが感染してしまったら、まずは病院を受診しましょう。赤ちゃんがいるご家庭なら、かかりつけの小児科を決めておくのが一番ですので、まずはかかりつけの小児科で相談しましょう。


妊婦さんはかかりつけの産婦人科医に相談されるのが良いと思います。母親が妊娠中にヘルペスに感染すると、胎内や出産時の産道で赤ちゃんにヘルペスウィルスが感染することがあります感染を避けるには、出産前に帝王切開で感染を防ぐことができます。


口唇ヘルペスは感染力が強いため、早期に対処した方がその後の経過も違います。市販の薬もありますが、最初に効果の高い薬を病院で処方して貰った方がスムーズです。というのも、一般的に最初の症状の方が2回目より重いため、市販の薬が効かずやはり病院で処方してもらうことがあるからです。


現在はヘルペスウイルス自体を殺す薬はなく、症状が出た時に症状げる対症療法になりますが、早く治した方が辛い症状を我慢するよりいいですよね。

感染予防について

ママ(またはパパ)が口唇ヘルペスを赤ちゃんにうつさないためには、使い捨てマスクの使用、手洗いの徹底、シーツやタオルは分けて使う、口移しはやめ、食器も共有しない、赤ちゃんへのキスは我慢するということを徹底するとよいです。


免疫が下がるとヘルペスにかかりやすくなるため、十分な食事、バランスの良い食事、適度な運動、そしてストレスをためないように気分転換を図ることを意識して生活しましょう。またヘルペス専用サプリもあるそうですよ。これからの季節は紫外線が強くなりますが、紫外線が原因でヘルペスを再発することもあるようなので、紫外線対策も忘れずに。


予防なら、予防接種もあるのでは?って思う人もいると思いますが、残念ながらまだヘルペスに効果的は予防接種は今のところないようです。


口唇ヘルペスは日常のちょっとした接触で感染することがあり、そして一度感染したら再発のリスクを抱えて生きることになります。ですから感染しないことが一番です。そのためにはまず「ヘルペスに感染しないために」自分の身体を気遣う思いやりからスタートしたいですね。

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