アメリカの教育者の研究では2歳まではテレビを見せないほうがいいという結果がでています。ですが、反対に子供は2歳を過ぎたら参加型のテレビ番組を使って学習することができます。


例えばキャラクターが子供に話しかける、また子供にYES かNO 言わせる機会を与える、子供に物の名前を言う機会を与える・・・こういった教育番組は、子供のボキャブラリーや社会性を伸ばして就学準備にかなり役立つのです。ですが、何故2歳という中途半端な年なのでしょうか?3歳ではない理由はなんなのでしょうか?

2歳児はテレビから学ぶことが多い

子供とテレビ 関わり

研究者によると、1歳半から2歳半の間に情報処理能力が変化してテレビに集中しやすくなるのです。ですので、この年齢になると繰り返し画面を見ているうちに、そこから情報をつかむスキルを実は学ぶことが出来るのです。



語彙力がアップする参加型のテレビを見たあとの子供は、同じ見ていない子供よりもボキャブラリーが増えたという実験データもあります。


暴力的なテーマにした大人向けの番組ではなく、例えば、暴力を使わずに助け合いによって解決するような社会性のあるメッセージのある子供番組を見せると、6歳になる前の子供たちがあまり暴力的ではなくなることがわかっています。


また、就学する前の勉強になるような教育番組、例えばセサミストリートなどを見ていた子供たちは、見ていなかった子よりも、その3年後の学校のテストで高い点を取ったっていうことも実証されています。

テレビを見る時間の制限

2歳児のテレビ影響

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2歳上であってもテレビが1時最大2時間までにするということが大切です。その理由はというと、テレビの前で過ごす時間が肥満を生むことになるからです。


テレビを見て座ったままだと机の前に座っている時よりも新陳代謝率が低くなるので、健康を害するリスクもあるわけです。


また、テレビがずっとつけっぱなしの家庭では3~4歳児の読書時間がテレビをあまり見せない家庭よりも25%少なく、6歳児では40%も少ないということも研究ではわかっています。


テレビをずっとつけたままだと、テレビ以外出遊ぶ時間が少なくなって、その遊びに対しての集中力が欠けておもちゃをとっかえひっかえるようになりますし、自分で工夫して遊ぶことががあまりできなくなるのです。


夜テレビをつけっぱなしにしていると、寝かしつけの役に立つという意見も聞きますが、実際にテレビを見ることで目から入る情報で脳が目覚め、興奮してなかなか寝付けず、赤ちゃんが寝入るのを不安がって結局睡眠時間が短くなってしまいます。


睡眠不足は長期的に見たときに、赤ちゃんのこれからの学習能力に悪い影響を与えますので、寝不足になると、翌日も機嫌が悪いこともよくあるので、たっぷり睡眠をとらせるようにしましょう。

テレビの落とし穴

まだ社会のルールがよく分かっていない子供達は見たものをためらいなく真似してしまいます。特に2歳~5歳の子供は、まだよく非現実と現実の区別がちゃんとつきません。ですので暴力的なシーンさえも真似もしてしまうのですから怖いですね。


また、裏にあるメッセージがよく伝わらないような教育番組、例えば、人間関係の揉め事を全面にだして最後には仲直りするという展開の教育番組があります。これを繰り返し見ていた子供が、だんだん暴力的になってきたと聞きました。


親なしで子供だけでそういう教育番組を見てた場合、どうしてもその揉め事や嫌なシーンだけに意識が集中してしまうので、物語が最後に伝えたい道徳観のあるメッセージを飲み込むことかできないのです。

2歳以上の子供に有効とされるテレビの使い方

 

実はテレビの悪影響を減らして良い影響を引き出す方法があります。それはというと、親と子供が一緒にテレビを見て番組について話し合うことです。


例えばキャラクターが質問したら答えるという方法です。ちょっと恥ずかしくて馬鹿らしく思えるかもしれませんけれど、このテレビに向かってちゃんと答えるということが大きな違いを生みます。テレビに一緒に参加するってのが鉄則です。


テレビ番組のつなぎの場面の間に親が子供に話しかけたりビデオでしたら、一時停止して子供に質問するのです。「どうしてあの主人公は悲しい気持ちになったのかな」「最後にはどうなるんだろうね」という感じですね。また、番組で山に登るシーンがあったら子供と一緒に山登りをしてに行った思い出を話したりするといいです。


そしてテレビを見終わったら、お互い感想をいいあったり、好きなシーンやお気に入りの場面など尋ねてみましょう。また、親も自分の意見を子供に話すと、人の意見もよく聞く子に育っていきますよ。


教育番組はこんな風に大人が傍について、子供の学習を強化してあげるととても効果がありますので、ぜひやってみてください。

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