子育ての悩みといえば、第一反抗期の幼児だけでなく小学生もそうですよね。
うちにも小2の男の子がいますが、叱ると「じゃ、お母さんは何なん??」って逆ギレすることもありますよ。子どもを叱るのって実はものすごくエネルギーのいることですよね。
といっても、我が子が他人を傷つけたり、危険なことをしたり、規則を破ったりしたときは、どんな優しい親でも毅然とした態度で叱らなければなりません。
よく、”叱る”と”怒る”という言葉が取り上げられて比べられますが本当の意味わかりますか?
怒るというのは、ただ感情的になってキーキー声を荒げるだけです。
叱るというのは、威厳をもって諭すと思っていいです。
「叱る=怒る」と勘違いしていると、しつけの効果は期待できないし、いたずらに子どもの心を傷つけるだけです。
「うちの子は全くいうことを聞かないし、逆ギレするのはなぜだろう……」と悩みのあるママさんは、もしかすると子どもではなく、その”叱り方”に問題があるのかもしれません。
子どもと向き合って真剣に叱る
子どもに何時間も叱っているのに、まるでまったく反省してないような言動や態度ということはありませんか?それはお子さんににあなたの真剣な気持ちが伝わっていないからなのです。
短くポイントだけ言って真剣に叱らないと、子どもはだんだん「また始まった」と、親のガミガミを右から左に受け流すようになります。本当に子どもに反省してほしい、わかってほしいというなら、このような方法で徹底的にやりましょう。
叱るときには場所を変え、正座させる。
それだけで、子どもの中で叱られる覚悟が生まれます。
そして淡々とポイントだけ言います。
声を荒げてしつけをするのではなく、ピンと張り詰めた空気、顔つき、声のトーン、まっすぐに子供を見つめる目、これらすべてで計画的に演じ子ども自身に気付かせて叱る感じです。
普段は穏やかでニコニコと接しますが、叱るときはきちんと子どもと向き合い、ただならぬ雰囲気を出して子供にわからせるメリハリは大切ですね。
叱った後はさらっと元の自分に戻す
叱るときは厳しくしますが、そのとき子どもは涙を流したり、緊張で全身をこわばらせたりします。こういう姿をみたらお母さんは動揺して「さっきは言いすぎたね、ごめんね」と態度を軟化させる人がいますが、これはNGです。
前言撤回をすると子どもは「え?自分はやっぱり悪くないんだ。だったら何でそんなに怒ったんだ」と訳がわからなくなりますし、親に対する不信感さえ生じます。下手に子どもに好かれようとして態度を変えてしまうのは絶対にNGです。
そうではなく、淡々としたゆっくりとした声で「いい?もう2度と同じことをすんじゃないわよ」と言うとよいです。そして、いつまでも引きずらずに元の自分に戻すようにしましょうね。子供は安心しますから^^