ものもらいは痒いし痛いし、発症してしまったらやっかいな病気の一つ。特に目が関係している病気は不自由なことが多いと思います。


それがなんと赤ちゃんも発症してしまうことがあるそうなんです。赤ちゃんはオッパイやミルクを飲み、汚れた口を触った手でそのまま目をこすってしまったり、他にも離乳食やお砂場やお外のオモチャなど汚れてしまう原因はたくさん。夏場は特に汗もかきやすく、抵抗力もまだ未熟な赤ちゃんは、実はものもらいになりやすいのです。


大人が感染しても、大ごとになってしまうケースは少ないですが、赤ちゃんは違います。点眼治療で済む場合もありますが、手術が必要になってしまうことも。今回は赤ちゃんのものもらいのことについて、症状や治し方など詳しくご説明させていたどきます。

赤ちゃんのものもらいの種類

乳幼児の目の病気

そもそも、ものもらいとはなんでしょうか?まつげの根元にある汗や皮脂を出す腺が炎症を起こすので、まぶたが腫れたり、痛みが走ったりする目の病気です。これを発症した赤ちゃんは不機嫌になってしまうので、早めの治療が必要となってきます。


実は、ものもらいには大きく分けて二種類あるのをご存知でしょうか?


それは、無菌性の霰粒腫(さんりゅうしゅ)と雑菌による感染が原因の麦粒腫(ばくりゅうしゅ)という二つです。


そしてそれぞれ原因や症状、治療方法が異なります。ですが、まぶたに炎症ができて腫れ、しこりができる症状はどちらも同じなのですが、違うところもあるのでそれをお話ししていきますね。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)の症状

霰粒腫(さんりゅうしゅ)の原因は、まぶたの裏のマイボーム腺という所におかゆのような分泌物がたまってしまうことです。まぶたにやや硬いしこりができ、痛さはないのですが、急性炎症を起こしてしまうと痛くなります。


治療方法は、点眼で良くなることがほとんどですが、長い期間そのまま放置してしまうと、状態が悪化してしまい手術でしこりを摘出することもあります。さらに症状が悪化してしまうと痛みが強くなってしまうので、出来ればその前に対処してあげる必要があります。


どちらにしても、まずは点眼治療で様子を見て、その後の状態により治療方法を判断するという形をとっていることが多いようです。そして、再発することもある病気なので一度かかってしまった後は、常にチェックしてあげることが必要です。

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麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の症状

霰粒腫(さんりゅうしゅ)が無菌なのに対し、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の原因は細菌感染でしこりがありません。まぶたに局所的な赤みができ、痛くて痒い状態になります。さらに炎症が悪化してくると、赤みや腫れだけでなく痛みまで強くなってきます。


このような状態になったときの基本的な治療方法としては、抗生物質の点眼や内服を行います。しかし、化膿が進んでしまっている場合には切開して膿を出すこともあります。


では、このようなものもらいに親が感染してしまった場合、親から赤ちゃんへ移ってしまうものなのでしょうか?感染する病気であれば、タオルなど使い分けないといけないので、気になるところですよね。


論からいうと、霰粒腫、麦粒腫ともに伝染性の病気ではありません。ですので、親から赤ちゃんへ直接移ることはないので安心してください。


仮にもし、親から移ってしまった目の病気があるとすれば、それはものもらいではなく「はやり目」(流行性角結膜炎)というものです。


はやり目とは、ウイルス性結膜炎の病気のことを指し、霰粒腫や麦粒腫も抗ウイルス薬といった特効薬がないため、有効な治療法がないのが今の現状です。なので、もしはやり目に感染してしまった場合、自然回復を待つのが一般的とされています。

ものもらいにならないための簡単予防法

目の病気予防法

赤ちゃん、そして大人もものもらいにならないために出来る予防法はなんでしょう?以下の3点は、ものもらい以外にも目の病気(結膜炎など)の予防にもなるので是非チェックしてください。


まずは、目に髪の毛が入らないようにすること。これは、視力低下の予防にもなります。髪の毛が目の中に入ってしまうと、なんせ見えにくいですし、眼球を傷つけてしまったりすることがあります。


他にも清潔を保つために、汚れたら除菌シートですぐ吹けるようにしておく、爪はしっかりと切るということも予防に繋がります。日頃から菌が目の中に入らないように、上手に対策するようにしましょう。


他にもママやパパ自身が、もちろん手を常に清潔にしていること、お風呂にしっかり浸かるようにすること、タオルを親子で共有しないようにするなど、ちょっとのことですが心掛けてみてください。


お風呂にしっかり浸かるというのは、まぶたを温めることで、霰粒腫の原因であるマイボーム腺を詰まらせることを予防出来る効果があります。


もし赤ちゃんがものもらいになってしまった場合には、そのまま放っておくのではなく、眼科で受診することをオススメします。行きつけの小児科に連れていく親御さんもいますが、眼科のほうが的確に判断してくれますので赤ちゃんであってもそちらへ連れていくようにしましょう。自己判断せず、しっかりと正しい診察を受けることが大切なことです。

最後に

大人が感染した時には、自然治癒でなんとかなる病気であっても、それが赤ちゃんや子供だと話は大きく変わってきます。手術や切開をしなければならない状態になる前に、親が気付いてあげられることや、予防法はたくさんあります。


そして仮に、もし感染してしまってもお医者様の判断に従いしっかりとした治療を受ければ治るものなので、市販の目薬などを使えばいいという自己判断をせずに、異変を感じたらまずは眼科へ受診してみてくださいね。

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