妊娠すると、お母さんの身体には見た目も身体の中にも様々な変化が起きます。その中でもつわりがはじまる妊娠初期は、妊娠を改めて実感するとともに、初めての人でも、初めてでない人でも辛いと思うことがほとんどです。

つわりがおこる要因は医学的にはっきりと分かっているわけではありません。ですが、妊娠すると子宮から「hCGホルモン」が分泌され急激に増加し、それより身体の中のホルモンバランスが変化するのでそれが原因の一つとも言われています。今回は妊娠中の吐き気について詳しくご説明させていただきます。

妊娠中のつわりはいつからいつまで

つわりがきつい妊婦

つわりは、早い人だと妊娠4週からはじまる人もいます。ですが、100人中100人がつわりになるものではなく、妊婦の10~15%が全くないそうです。だいたいの人は妊娠8週ごろからはじまり、その多くは吐き気や眠気などです。


つわりにも吐き気だけではなく様々な症状があり、またつわりの症状が軽く妊娠前と何も変わらない人も中にはいます。個人差はありますが、つわりが落ち着いてくる時期は妊娠12週~16週くらいといわれています。


私も吐きつわりでとにかく吐き気がずっと続き、1日中乗り物酔いをしている、二日酔いの胸焼けをしているような気分でした。ですが、吐き気はあっても吐くことはなかったので、脱水症状になることはありませんでした。とにかく「いつまで続くのかな」と常に思っていて気分を晴らすことに必死でしたね。

辛いつわりを乗り越えるための対策

吐きつわり対策

・食べられるものを食べる
自分の中で「これなら辛うじて食べられる」というものをひとつは見つけておくべきです。例えば、ゼリーやアイス、酸っぱいものなど主食のものでなくても良いので少しでも食べられるものを探してみてください。


・少しの量を食べる
一日三食と決めて一度にたくさん食べようとするのではなく、少量ずつ回数を分けて食べるようにしてみてください。

食べつわり対策

何か口に入れていないと吐き気がしてしまう「食べつわり」さんは、空腹時を作らないようにしましょう。少しずつ食べるようにする、起きてすぐに食べられるように枕元に食べ物を置いておくなど対策してみましょう。しかし食べてないと吐き気がするといい、糖分の高いものをずっと食べていると体重管理が出来ず太ってしまうので気をつけましょう。

においつわり対策

つわり期間中個人差はあるものの、炊飯時のにおい、油で魚や肉などを焼いている時のにおいが苦手という人が多いです。ご飯を作る時にお米を炊いてるにおいなどは避けられないので、つわり期間中は無理せず自炊をお休みするなど旦那さんに協力してもらいましょう。


また、妊娠中とはいえ、働いている人は外に出る際、様々なにおいに敏感になりますよね。妊娠する前は気にならなかったにおいが、気になってしまったりして生活するのも一苦労。そんな時には自分が大丈夫なにおいのハンカチやマスクを持ち歩くようにしてみましょう。

このように吐き気がおこるのには、つわりの種類によって原因が異なります。まず自分は何が原因で吐き気がするのかを確認してみてください。そして全てのつわりに共通して言える対策は、無理は絶対にしないようにすることです。

吐き気以外に起こりうる症状

頭痛がする

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妊娠中には吐き気の他にも頭痛や寒気、めまい、立ちくらみなど様々な症状が現れます。吐き気に加えて頭痛や寒気…常に風邪をひいて体調が悪い状態が続いてるようで終わりが見えず絶望ですよね。


でも大丈夫!頭痛や寒気などもできる対策があります。

頭痛がする

頭痛には偏頭痛と緊張型頭痛の二種類あります。偏頭痛は黄体ホルモンの増加により、ホルモンバランスが崩れ脳の血管が広がりおこるといわれています。また、緊張型頭痛は妊娠中の鉄分不足や運動不足で体の血行が悪くなることからおこるといわれています。


偏頭痛の対策としては、ホルモンバランスが原因で広がってしまった脳の血管を戻してあげることです。首など痛む場所に冷たいタオルをあててあげましょう。そうすることで、血管が収縮するので痛みが和らぎます。
緊張型頭痛の対策は血行不良が原因なので、偏頭痛とは逆に暖めてあげることが効果的ですよ。


痛みの種類によって冷ますのか、暖めるのか変わってきますのでどちらの頭痛なのか分かるように、頭痛が起きる時はどのような時かを確認しておきましょう。

寒気がある

寒気を感じるのは妊娠の初期が多く、つわりの一種であったり貧血が原因のことが多いです。冷え性の人は寒気にも起こりやすいので、妊娠を機に食生活を改善してみたり、まずは体を冷やさないようにしましょう。
しかし、寒気と同時に高熱が出たり、腹痛、出血が起きた時には注意が必要なので必ず病院へ行くようにしてください。

めまい・立ちくらみが起きる

妊娠中めまいがして立ちくらみが起き、倒れてしまうこともあります。私も妊娠中何度か経験したことがあり、急に目の前がフワフワしてきて気付いたら真っ白になり倒れてしまうことがありました。すぐに気付き回復したのですが、冷や汗がすごくて倒れた時に前に倒れてしまったり、倒れた場所が危険なところだったら大変なことになってしまうかもしれません。妊娠中のめまいや立ちくらみの原因はこのような理由があります。

鉄欠乏性貧血

妊娠中、血液の量は増えるのですが、それに対し血液中の赤血球は増えにくいことがわかっています。それが原因で起こるのが「鉄欠乏性貧血」です。鉄欠乏性貧血の対策は、鉄分を積極的に摂るようにすることです。

低血圧症状

低血圧症状は例えば冬場など温かい室内から外の寒い場所へ出たときの急な気温の変化により、頭に血液が行き届かなくなり起こるものです。そのような環境の変化の中で急に立ち上がったりすると立ちくらみが起きてしまうので、急に立ち上がることは避けましょう。しかし、立ちくらみは急に起きることもあるので、めまいがしそうな時は、ゆっくりその場に座ったり、しゃがむ・何かに捕まって倒れないようにする、そして少し休みましょう。


最後に

妊娠中におこる様々な症状とは、長い目でみてうまく対策して向き合っていくことしかできません。ですが、必ずエンドが来ますので、今の辛い状態をなんとか乗り越えましょう。


しんどいなと思ったら、絶対に無理をせずに仕事も休んだり、早退するようにしましょう。そのためにも、きちんと周りの人にしっかり理解してもらうことが必要なのです。


妊婦を守る法律があるため、会社に妊娠したことを言えば、勤務時間を短縮してもらったり、仕事のきつくない部署に配置換えなどを考えてもらえるはずです。会社はそれをしなくてはならない義務がありますので。妊娠初期こそ危険なので、絶対に無理しないでください。電車の中ではできるだけ座らせてもらえると良いですね。遅く出勤が許してもらえるならそうして、ラッシュを避けるとよいでしょう。


とにかく気分をゆったり持ち、疲れたりしたらすぐに横になること。出血などがあったらすぐに病院に連絡すること。体を冷やさないことも大事ですよ。

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